赤い点は、帰還した爆撃機がダメージを受けていた場所です。爆撃機の補強を考える時、普通は、目に見える通り赤い点の密集している部分を補強したくなります。

しかし、それではあまり意味がないようです。どうしてかというと、赤い点の場所は、ダメージを受けても帰還できた場所、だからです。逆に言うと、赤い点以外の場所にダメージを受けなかったから帰還できた、という事になります。赤い点の無い場所にダメージを受ければ墜落してしまいます。

エイブラハム・ウォールドという学者はそれを見抜き、赤い点の無い場所を補強するように命じたのですね。

他の色んな事にも応用できそうな考え方とデータの見方ではないでしょうか?