無駄な残業をする理由のひとつ?人は「スキルよりも努力」で価値を決めがちになるw
優れたプロの技は素人から見るといとも簡単にやっている様に見えることありますよね。酷い時には自分にもできるんじゃないの?と勘違いする時があります。とある方によると人はそのスキルの凄さが分からない場合、それまでの努力の過程で価値を判断する傾向にある様です。分かりやすくイラスト付きで説明してくれたのがこちら。
行動経済学
スキルへの反応
まさひろ @0316_s
kyky @ky2nd
mobacchi @mobacchi
SpitKfir @SpitKfir
零式毛布 @tau_linus0
三毛猫好きな犬@無人航空機操縦員 @aircraft_island
カギ屋さんを例にしています。技術が未熟な新人が40分掛かってやっと開けたドアと卓越した技術のプロがすぐに開けたドアでは何故か前者の方がお客さんには感謝され、チップも弾むという本来の技術=価値ではない逆転した現象が起こり得るのですね。お客さんからするとカギ屋さんが素人なのか熟練者なのか、その技術が如何にすごいかは分からないですからね。40分もかかるのは難しい修理で、すぐ開くのは簡単なものだったと判断する訳です。
「行動経済学」の基礎ですが、無駄な残業をする社員が評価される日本企業がまさにこの状態ですよね。カギ屋とお客さんの認識の違いはプロと素人なので仕方ない面がありますが、社内で仕事内容を知っている筈の上司と部下の評価基準でさえこれに当てはまっているのは本当に作業効率の無駄でしかないですよね。
早く仕事を終えて定時に帰れる社員の方が圧倒的に優秀なのは言うまでもないですが、正しい価値を見極められる人が上にいないと延々このままでしょうね。