巡り合わせの運命 旧友との再会のきっかけとなった不思議な本のお話
学生時代や社会人になってからでも、何らかのきっかけで友だちとなった人がいますよね。就職や他地方への進学など様々な理由によって、昔仲の良かった人と疎遠になってしまうことも多くあります。そんな旧友と不思議な巡り合わせによって再開したお話がこちらです。
世にも奇妙な物語
友だちへの反応
研究者の男性は、ある日古本屋で自身のサインが入った本を見つけることとなります。その本は、唯一自分のサインを書いた友人Xに渡した本で、彼自身のことに思いを巡らせていたところ、なぜか妙に胸がざわつき、久々に彼に連絡をとることになりました。久しぶりに再会した友人はもう話すことが出来ないほど病魔に侵されており、間もなく亡くなってしまいました。その後、Xの母親から贈り物があり、そこにはXが所有していた自身のサイン入りの本と手紙が添えられていました。
古本屋に現れたXに送った自著本は、もしかするとXが友人に会いたい気持ちが体現したものだったのかもしれませんね。