ある雨の日に出会った傘の妖怪。しきりに上を見ないでと言うわけは…?
急な雨に降られて困っていた少年。そこで「お困りでしたら私を使って」と、少女の姿をした傘の妖怪が。しきりに「上を見ないで。見ると食べちゃいますよ」と言う傘の少女。果たして男の子は、無事に家路につくことができるのでしょうか?
創作
妖怪への反応
「はいてないから上を見ないで」と言う女の子にドギマギしながらも、無事に家路につくことができた男の子。
「フラれちゃいました」と残念がる女の子のスカートの中は…。
それはそれはおぞましいほどの無数の歯が詰まっていたのでした…。
雨の中のボーイ・ミーツ・ガールかと思いきや、やっぱり女の子は化け物だったというオチ。
口元の傘の柄に、血が付いているのが地味に怖いですね…。
「見るなのタブー」は、相手が見てしまうのがお約束ですが、男の子はそれを守り通しました。
もしも男の子がタブーを破って、欲望のまま上を見ていたら…いやぁ、恐ろしいですねぇ。