辞書を引く、言葉を調べることをしない人が多くなっている?「小人数(こにんずう)」は正式な言葉です!
小池都知事の最近の発言の中で「小人数(こにんずう)」と言うものがありました。SNSで「少人数の間違いだ」と批判する声があがっているそうです。ですが実際は「小人数」も歴とした正しい言葉なのです。辞書を引けばすぐに分かることなのに、なぜこのような言い争いが起こるのでしょうか。ネットでも「大辞泉」が引ける時代だというのに不思議です。
辞書
小人数への反応

「小人数」好きです。
横山光輝の三國志で、関羽が荊州で窮地に陥った際、孟達と劉封が援軍を出さなかったことを聞いた劉備が、
「関羽ならば小人数なら小人数なりの戦いができたのに」と嘆いたシーンが思い出されます。
少人数よりもうちょい数はあるがけっして多くはない、そんなイメージありです。

紙の方でも小人数ありました!

同義語の「小勢(こぜい)」ってのもありますね。
まあ、現代ではあまり使われないけど。

こんにちは!
私、声優をやっております。
ある作品の時。台詞で「小人数(こにんずう)」と言ったら「すみません!しょうにんずう…と読んで下さい」と言われたことがあります。

「こにんずう(小人数)」は、ボクらの世代だと普通に話し言葉として使っていた。書き言葉ととしてもあるんじゃないかな。

そう、知らない人多いですね。数日前授業で説明したところです。

「少人数」と「小人数」は字も似てますからねえ。
「多人数」と「大人数」のようなわかりやすさがないのでしょう。

こういうことって
ツッコむ前に一瞬立ち止まって
自分の知識や認識を
確認したほうがいいんですよね。

言葉とは当たり前の事として流れていきます、僕がここで気になるのは「少」「小」がどの様に流れていくかです、この場合はもし「使用頻度つまり《%》」が辞書の中で示されていれば人々の議論も違っていたと思います、「白か黒」では「意地」の張合いになってしまいます、例えば「全然~」の様に

小人(しょうにん)は
数かぞえるのも
誤認する

単に『5つの小』ってつけたかったからこじつけたんですね。酷い話ですね。
何か無理に言語化しようとして変な言葉作って日本語的には日本語の敵みたいな人ですよね(´- `*)

同感です、不思議でなりません。私はむしろSNSの普及で、かつては電話で音声で伝えていたような事でも文字で伝えるようになり、文字を起こす機会が日常になりました、それに伴い自分が常用している言葉であっても、その用法は正しいのか、ふと気になり、辞書を引く機会が増えました。

辞書を引くという行為自体、する人が少なくなってきているのでしょうか?
そんなことはないと思いたいですが、今回の一連の騒動を見るともしかすると…と思ってしまいますね。
知らない言葉や漢字を見つけると、スマホでもパソコンでもすぐに調べることが出来るので「便利な時代になったなぁ!」と喜んでいたのですが、辞書を引いたり、何かを調べるという行為と遠ざかってしまった人も少なからずいるのかもしれません。
不特定多数の人と関わることが多くなった今、自分の考えや間違いを指摘されたり正されたり、意見されたりする機会も増えましたが、それは自分の誤った考えや知識を訂正する場が増えたという事でもありますし、色んな考え方をする人たちがいるんだと知れる場が増えたということでもあります。
もし、自分が間違っていたならすぐに素直に聞き入れて、新しい知識を入れなおせる、そんな大人になりたいですね。