和式便所は平安時代の「樋箱」が元になっています。これは木製で取っ手の様なものが付いたおまる型の便器で日本独自のデザインです。ただ取っ手は手を掛ける物ではなく、十二単の着物の裾を掛ける為の物です。この部分が「きぬかけ」と呼ばれ、きんかけ=きんかくしと変化したのが「金隠し」の語源の様です。てっきり前を隠すから金隠しなのかと思っていましたが違ったのですね。
しかしこのやり方だと大抵は金隠し側の近くにトイレットペーパーはあるので、紙を取るのが難しくなっちゃいますよね。また大きい方がはみ出る心配はなないですが、男性だと逆に小さい方をするときにはみ出そうです。金隠し側が前と想定して設計されている現在では逆に使いにくくなっています。

洋式でも小さな子がやる様に逆に座る方がたまにいます。トイレの使い方やマナーって実は幼少期以降はあまり教えられる機会ってないですからね。どちらにせよ自分のやり易い方ですればいいと思いますが、掃除する方の迷惑になる使い方だけは止めた方がいいですね。