白衣の天使ナイチンゲールは、クリミア熱で50年以上病床に伏していた!
ナイチンゲールが書いた手記が、話題となっています。クリミアの天使とも呼ばれるナイチンゲールですが、実は看護師として活動出来たのはクリミア戦争時(1854~1856)の2年半だけだそうです。晩年失明してしまいますが、この頃に書かれた手記が心に響きます。
ナイチンゲール
生涯への反応
ナイチンゲールが1855年(35歳頃)に発症し、以降何度も再発した慢性疲労症候群(のちにクリミア熱だったと診断されています)は過酷なもので、2週間生死の境をさ迷ったり、半年間寝たきりになったり、まる2日間身動きすら出来ないほどの激痛に襲われたりしたそうです。
1901年に完全に失明し、1910年8月13日に永眠したそうです(享年90)。50年以上の殆どをベッドの上で過ごしたことになりますが、そんな状態でも本を執筆したり、看護学校の運営に携わったりしたそうです。
ご自身がそんなに大変な状況でも、看護のために力を尽くすなんて本当に素晴らしい方だと思いました。