アメリカの風物詩?西部劇に出てくる丸い草が集まりすぎて自宅から出られなくなるww
皆さんも一度は西部劇の映画をご覧になったことがあると思います。ガンマン同士が決闘する際に荒野に風が吹いて回転する草が画面に流れてくれる場面がありますよね。やたらタイミングよく転がってくるので演出の一部だと思われがちですが、実際は我々の想像以上の数が転がってくる様です。それがこちら。
タンブル・ウィード
アメリカへの反応
ローンレンジャー(サヴァイバルver.) @hj61vkai2
あの回転する草は「タンブル・ウィード」と言い、アカザ科オカヒジキ属の乾燥地帯に生える植物で、秋になると果実が成熟して風によって茎が折れ、原野の上を転がる様になります。地面を転がる衝撃で種子がばら撒かれ、生息域が広がっていった訳ですね。一見するとふわふわした草に見えますが、ガサガサで触ると痛いそうです。
西部劇の時代ではそれ程の数でもなかったそうですが、現在ではとんでもない数のタンブル・ウィードが何百何千と転がってくることも珍しくなく、カリフォルニアなど地元のアメリカ人にとっては一種の自然災害になっている様です。
流石に家から出られないとなると日本の豪雪地帯の様に雪かきならぬ「草かき」が必要ですね。救急隊員が出動するのも納得の画像です。