殺虫剤から「虫ケア用品」へw名前変更で意味が分からない商品にwww
日本には「お客様は神様」のフレーズがある様に、店や会社のお客さんに対する態度が極端だと海外の人によく言われます。特にCMを流す様な企業ではクレーマー対策でイメージを大切にするあまり本質を見失うことも多い様です。「ゴキジェットプロ」で有名なアース製薬は殺虫剤を虫ケア用品に変更すると発表したようです。
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殺虫剤への反応
ハエやゴキブリを不快害虫とか衛生害虫と呼ぶのはまだ分かりますが、殺虫剤を「虫ケア用品」にするのはいくら何でもやり過ぎな気がしますね。その名前だと逆に虫を生かしたり世話するための薬とも解釈できます。
アース製薬によると「安全性が高いにも関わらず殺虫剤に対してネガティブな印象がつきまとう。今後拡大が危惧される害虫による感染症を防ぐためには、呼称を変更して、正しい認識を普及・啓発していくことが重要であるとして決断した。」とあり、呼称変更により約100億円の市場拡大を期待しているそうです。
クレーマー対策やイメージ向上の為に物事の本質を見失うのはコンプライアンスを遵守とは全く意味が違います。虫を殺すと書けない殺虫剤を消費者が欲しがるかどうかをまず考えてほしいですね。