道の奥からは、速度がはやい車やバイクから聞こえる音が耳に入ってきます。そこへ現れたのは、二人乗りのバイクでした。遠くから近くに向かってバイクは進んできますが、見たところ爆走しているような気配はなく、比較的ゆっくりと進んでいます。しかし、速度が速いバイクが走行している音は聞こえています。二人乗りのバイク後方の方に注目すると、なんと楽器のトロンボーンを演奏しながらバイクに乗車していました。今までバイクの走行音だと思っていたものは、すべて彼の楽器の演奏だったのですね。

楽器での走行音の再現が見事だったことも含め、人は視覚情報だけではなく、聴覚や色々な要素を組み合わせて物事を判断しているということが分かりましたね。