コミュ障も解消!?無発声音声認識ウェアラブルシステム「AlterEgo」とは?
人と話すのが苦手だったり、頭で考えたことを口にするのが下手な人は「コミュ障」と呼ばれることがあります。SFの世界の様にテレパシーで会話できたらどれだけ便利なんだろうと妄想しますが、当然ながらそんな能力は人間には具わっていません。しかし、それを科学技術よって現実に可能にする物が発表された様です。
ウェアラブル
音声認識への反応
ジェームズ用ボンド @skabma7
今月4日、アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)は、無発声音声認識を実現するウェアラブルシステムの「AlterEgo」を発表しました。このシステムは耳から口にかけて白いウェアラブルデバイスを装着し、コンピューターがデバイス内の電極で顔や口の神経筋信号を検出することで音声認識を行なうシステムです。人間が口に出さずに脳内でしゃべる時の微弱な信号を検知し、その内容を相手に伝えることができる装置で、発声に障害を持つ吃音の人や、騒音の激しい場所で仕事をする人などにも有効な技術です。
まさに画期的な技術で、将来的には眼鏡や補聴器の様に五感をサポートするツールになるかもしれません。しかし、妄想などもいつの間にか相手に伝わっているとしたらとんでもなく恥ずかしいので、その辺をうまく遮断できる機能がほしいですね。