重篤患者に対する最終手段「ECMO」に必要な人の数が多すぎる!?
コロナの重篤患者に対する対応として「ECMO」という人工的な酸素交換を行う方法があります。ニュースで情報が流れてきて、素人はならやればいいじゃんと思いがちですが、実はこれをするためには多くの人でが必要となるのです。
恐れ入ります 肺炎で祖父を看取りましたが、酸素吸入&完全看護でも多数のスタッフが必要でしたし、家人が院内感染で隔離入院したことがありますが、施設管理が徹底されて、面会するにも一苦労だったのを思い出しました。
そんなこんなでエクモはあるものの使えないというのが実状なんですよね😥 なので、今 国がエクモの増産をバックアップするとニュースでも言っていましたが、ハイパーな技士さん達がいなければ使えない訳で、結局宝の持ち腐れになってしまうなと危惧しています。
f外失です。 エクモは循環器の専門家チームでないと扱えません。 大きな病院でもないですよ、なかなか。。。。 数揃えても扱えるチームがないでしょうね。
医師なら誰でもいいと言うわけではありません。親指ほどの太さのカテーテルを足の付け根や首の血管に挿入するんですが、そもそもその手技ができる医師はそう多くありません。挿入できて回路に繋げてもあとは全自動というわけではなく、繋いだ後も様々な管理が必要です。
こんなに沢山の医療関係者が必要だなんて思っていませんでした。 その方達が、防護服を何度もぬいだりきたりして、看護をしないといけないということまで、想像に及びませんでした。 TVのうけうり…
しかもこの機械を増やすこと一辺倒に宣う愚か者も… 器械を取り扱える専門家をどこから連れてくるのか? マニュアルさえあれば、ヒトの命は簡単に救えるのか? とも言いたくなるような。
医療に携わったことがないと、コロナによる影響で医療従事者がどのような状態にあるのかを知ることは難しいですよね。
重篤患者への対応も頑張って欲しいとは思いつつも、これほどまで人手が必要なものだとは思っていませんでした。
臨床検査技士しか検査ができないなど、私たちが思っているよりも医療現場の人では足りていません。
こうして実情を話してくれる人がいてありがたいです。
最前線で自分も危険にさらしながら戦ってくれている方がいることに感謝していきましょう。