1945年というと終戦の年です。8月15日が終戦の日なので、10月2日はその後です。蓬莱とは台湾の異称です。手紙の文面から察するに、この野口さんという方は台湾に向かわれたそうです。
台湾の方だったのか、誰かに会いに台湾に向かわれたのかは分かりませんが、本当に素敵な手紙だと思いました。ただただ感心してしまいました。字も達筆です。
冒頭の春だ春というのは、旧暦では立春と新年がほぼ同じだったので、もうすぐ来る新年の事をさしています。頭の文字を右から横に読んでいくと、「春草御元気で」となっているのは本当に素晴らしいです。何とも感慨深い文章で感動しました。